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2009年4月10日 (金)

第100:医は仁術

3月29日、恒志会(歯科医の団体)の講演会を聴きに行きました。演題は「内なる治癒力を活かす」講師はオーストラリアのダイアモンド博士、「霊を癒す医師」と紹介されました。100人くらいの聴講者は大多数が医療従事者のようでした。博士は医療というのは病気そのものを治すだけでのことではなく、患者の生きる意志生命力と言ったものを高めなければならない、と言います。英語の”TREAT”でなく”HEAL”でなければならないと言います。日本語では「治療」でなく「癒し」といったところです。日本の「気」とか「座禅」というもの、あるいは芸術や創作活動を引用して生きる意欲を説明します。道元禅師は禅の目的は己の内に仏陀を実感すること、すなわち生命力を感じることにあると言っているそうです。講演前は心霊現象のような話もあるのだろうと思っていましたが外れました。私にとっても常識的で納得の行く、分かりやすい話でした。日本人が忘れている「医は仁術」と言う言葉を思い出させてくれる話でした。博士の話を直接聞いてとても感銘を受けたわけです。
歯周病患者として歯ブラシの本を書き、歯ブラシの講習会をやり、ブログを書く、私の活動の目的は歯ブラシ法を普及することなどと思っていましたが、目的はむしろ患者に治る意欲を持ってもらう、ことにあるのではないかと思いました。目からうろこ、の講演会でした。

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