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2008年9月18日 (木)

第63:JIS

JISマークとは、工業製品の品質、性能、安全性などが、日本工業規格(JIS)に適合していることを証明するマークだ。これがこのたびリニューアルされるらしい。JISの文字を図案化したものだが、タテがヨコになる。古いマークの方が美しいと感じるのは単なる郷愁だろうか。
それはともかく、JISには歯ブラシの規格もある。JIS S 3016 なる番号を持つ8ページの文書だ。この中で、毛の丈夫さ、へたりにくさ、については簡単に言うと次のように規定されている。項目は屈曲回復率

毛の素材の糸を二つに折り曲げる。これを2本作り互いに引っ掛けて、2kgの加重を3分間かける。折り曲げ点を中央に、6センチの長さに切る。この試験片を60分間放置して、曲げがある程度回復したところで角度を測る。この角度が、180度、つまり真っ直ぐな場合の何パーセントに当たるかが屈曲回復率と規定されている。

屈曲回復率が大きいほど寿命の長い歯ブラシということだ。このブログの記事「第12:歯ブラシを称える」で歯ブラシの寿命のことを書いた立場から、屈曲回復率が最も重要な指標と考える。ところが不思議なことに、家庭用品品質表示法にはこの数値は表示するようになっていない。へたりにくい歯ブラシが欲しいのは私だけではないはずだ。耐熱温度など表示してあるが必要とは思えない。屈曲回復率は知りたい。品質表示法にかかわらず表示したらどうだろう。メーカー殿、今なら宣伝効果があるかも。

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